【活動報告】活動報告（5/2～5/31）

2025年6月8日 2025年6月13日

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2025年5月度（5/2～5/31）の活動報告をいたします。

5月は熱中症講習がメインとなりました。（更新が遅くなり申し訳ございません。）

１．熱中症予防管理者講習（CPDS対象）（愛媛県上浮穴郡）

2025年5月7日

愛媛県上浮穴郡内の建設会社　株式会社沼田建設　様にて、『熱中症予防管理者労働衛生教育』を実施いたしました。

「熱中症予防管理者」とは、高温多湿な作業環境において、労働者の健康を守り、熱中症の予防と緊急対応を担う責任者のことです。

近年、夏の暑さは厳しさを増し、熱中症は労働災害の大きなリスクとなっています。厚生労働省や関連団体が毎年実施している「STOP！熱中症クールワークキャンペーン」でも、現場で作業を管理する方々に対し、熱中症対策を徹底するよう呼びかけられています。そのため、衛生管理者や安全衛生推進者以外でも、適切な教育研修を受け、十分な知識を持つ者を「熱中症予防管理者」として選任することが求められているのです。

さらに、2025年4月15日には労働安全衛生規則が改正され（令和7年厚生労働省令第57号）、熱中症の重篤化を防止するための対応が義務化されました。

これにより、事業場における熱中症対策の重要性は、これまで以上に高まっています。

熱中症予防管理者教育の内容は以下のとおりです。　

熱中症の症状　30分
熱中症の予防方法　150分
緊急時の救急処置　15分
熱中症の事例　15分

沼田建設の皆様が、この研修で得た知識を活かし、安全な作業環境づくりに貢献されることを期待しています。

愛 Con Labでは、今後も企業の皆様の労働災害防止をサポートするため、実践的な教育研修を提供してまいります。

　　　　　　　　　　講習の様子　　

２．安全衛生講話（松山市）

2025年5月15日

松山市のネストホテル松山にて開催された　愛媛大青会　様の5月例会に講師としてお招きいただき、『法改正に伴う対応』と題した講話を行いました。

昨年に続きお声をかけていただけたこと、心より感謝申し上げます。

今回の講話では、特に建設業界の皆様にとって喫緊の課題である労働安全衛生について、以下の点に焦点を当ててお話ししました。

建設業における死亡災害の増加傾向: 近年、建設業における死亡災害が増加傾向にある現状について、その要因と対策の重要性をお伝えしました。
熱中症対策の義務化と法改正: 昨今の記録的な猛暑を受け、熱中症予防対策がより一層強化されています。関連する法改正の内容と、現場での具体的な対応策について解説しました。
化学物質に関する法改正への対応: 昨年から義務化されているものの、建設業界で対応が遅れているとされる化学物質関連の法改正についても詳しくご説明しました。

参加された皆様は、熱心に耳を傾けてくださり、その後の懇親会でも活発な質疑応答も行われました。今回の講話が、皆様の事業所における労働安全衛生の向上に少しでも貢献できたのであれば幸いです。

愛 Con Labでは、今後も最新の法改正情報や、現場で役立つ実践的な安全衛生対策について、積極的に情報発信してまいります。労働災害のない安全な職場環境づくりのために、私たちがお手伝いできることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。